Dream Asia Cup(第1回精神障がい者フットサルフットボール アジア大会)に出場しました。
- JIN FUJIHARA

- 1月12日
- 読了時間: 3分
更新日:6月4日
ソーシャルフットボール日本代表(#9 藤原仁)として出場しました、第1回精神障がい者フットボールアジア大会(DREAM ASIA CUP)が閉幕しました。
優勝しました!応援ありがとうございました!
大会結果は下記リンクをご確認ください。
【JIFF | 【優勝】Dream Asia Cup(第1回精神障がい者フットボールアジア大会)】
【DREAM ASIA CUP(第1回精神障がい者フットボールアジア大会)特設ページ】
【Dream Asia Cup Instagram】
終わったばかりで色々と思考の整理ができておりませんが、今出る気持ちを勢いよく書いていきます。書き足りないことが沢山出てくると思いますが、それに関しては後日発信させていただきます。
【大会を終えて】
今大会で生まれた輪がもっと広く、もっと深くなることを願います。僕自身も今大会で受け取った輪は手放さず、より多くの方々を巻き込められるようにできることを考えていきます。いち選手として、改めてこの大会が開催された意味を時間を掛けて考え、自分の言葉にしていきたいと思います。それをソーシャルフットボールを知っている人、知らない人へ発信していきます。
素晴らしい環境を準備してくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。最高の舞台でした。生きててよかった。本当にそう思います。
日本、韓国、台湾の選手一人ひとりが様々な背景を持ちながら、それぞれの想いを持って会場へ移動してきたことを想像するだけで胸が熱くなります。決して簡単な道のりではなかったはずです。本当にリスペクトしかありません。僕は常にすべての選手から大会中に励まされていました。
【試合へ臨む前の気持ち】
①感謝の気持ちを持って試合に臨みました。周りの方々の支えがあるから今の自分がある。だからこそ、ありのままの自分をピッチ、ピッチ外でも表現する。それがこれまで支えてくださった家族、仲間、指導者、先生方に対する、一つの恩返しだと思っていました。
②精神障がいに対する世間のイメージを変える。そこに少しでも貢献することができたら、ソーシャルフットボールを始めようか考えている人の背中を押せるかもしれない。そんなことを考えていました。僕自身は精神障がいをオープンにフットサルすることへのこわさを感じていた一人です。周りに何を思われるのか分かりません。正直、恥ずかしいまでも思っていました。しかし、ソーシャルフットボールの世界に入ってからはそんなことは一切考えなくなりました。
まあ「観ててくれ」そう思っていました。
フットサルって楽しんだぜって。
ソーシャルフットボールは誰もが居場所にできる場になればいいなと心からそう想います。
【最後に】
精神障がいを一括りに考えることは、もはやナンセンスです。心の病と捉えるのはもうやめにしましょう。一人ひとりが特別な色を持っています。「障がいがあるから」を「障がいはあるけど、こうしたらできるかもしれない」と可能性を引き出していく。障がいは人にあるものではなく、社会にあるものという言葉に対して、色々と考えていましたが、アジアカップを通してその意味の本質に少し触れられた気がします。
今後は「人」と「障がい」の間にあるグラデーションの部分に目を向けていくことが重要だと僕は考えています。それは複雑で面倒な作業かもしれません。しかし、そこには沢山のの可能性が眠っていると僕は確信しています。ソーシャルフットボールはその眠っている可能性に気づき、新しい自分に出会えるきっかけの場だとも思っています。僕も同じような境遇の方や子どもたちにできることを考えて諦めず向き合っていきたいと思っています。
僕はまだまだその眠っている可能性を追求し続けます。
感謝の気持ちを持って。
ソーシャルフットボール日本代表
背番号9番 藤原仁















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